ウクライナ情勢について思う事
世界のパワーバランスが垣間見えた状況だ。
この感じているパワーバランスは国力ではなく、指導者力とか統治力とか そんなモノだろうか。
そういう意味では、プーチン大統領とキンペー主席、それに北朝鮮の金委員長に立ち向かえるG7首脳はいない。
共通して言えるのは、専制政治だが、長い支配期間と確固たる信念が伺える。
逆に、西側諸国にはこれに対抗する術がない。
民主主義バンザイの各国だが、言ってみれば私利私欲の集団で構成される意思集約型の政治機構だ。
理念より利益が優先される。
だからヨーロッパは世界秩序の準拠という理念を掲げながら、ロシアのエネルギーを欲するため、国際金融決済能力は温存するし、武力も出さない。
出すのは口だけである。
制裁を加えるといったところで、血を流す覚悟で推し進めるロシアには馬に念仏だろう。
それにウクライナには気の毒だが、クリミア半島と東部の衝突を長く続けた上、なんの対策もしてこなかったのが浮き彫りだ。
ゼレンスキー大統領は能無しの烙印を押されるだろう。
この状態を招いたのは間違いなく現政権の失策としか思えない。
そもそもウクライナとベラルーシは旧ソビエト時代にあって軍事上の工業国。
それぞれの首都の名前を冠した軍艦もある。
当時の最新鋭艦だったような記憶もあるが。。。
つまりは軍事大国ロシアにとっては西側NATOに押さえられたくない地域ではある。
さて、ここで我が国日本にとってはどうか。
対ロシアにとって、岸田政権は最悪だ。
特に林外相は駐日ロシア大使には舐められる対応をしている。
即刻交代させるべき。
ガルージン大使は流暢な日本語で親日と思われる感じだが いやいや そんな事はない。
あの視線に対して きっちり目を見て抗議する外相でなければ、ロシア外交など出来ない。
岸田首相も欧米に右に倣え的な外交でいいはずがない。
日本の利益を考えるならば、欧米の利益とは一線を引くべきだ。
なぜなら、欧米のロシアと同じ意味合いで、極東の日本と中国だからだ。
アメリカさまさま政治なんかしてたら足をすくわれる。
石原慎太郎みたいな政治家が残っていればいいのだけれど。。